125ccのラインナップが多いプジョーのスクーターですが、ジャンゴ、スピードファイト、シティスターの3モデルでは楽しみ方が全く異なります。この違いは一体どこから来たのか?プジョーのこだわりに迫ります。
なんとラインナップの半分が125cc!
現在のプジョーモトシクルは、全部で24種のモデルをラインナップしていますが、排気量別で見ると125ccが最も数が多く、なんと全モデルの半数!を占めています。
扱いやすいサイズと適度な性能で、さらに経済的なところが人気の理由ですね。
125ccモデルはこの3つ
ネオレトロなデザインと豊富なカラーバリエーションが人気の「ジャンゴ」
そして、プジョーのレーシングスピリットを受け継ぐ、スポーツモデル「スピードファイト」
最後に、大人っぽさ満点の上質なGTスクーター「シティスター」
この3モデル。同じ125ccの単気筒エンジンですが、驚くほどキャラクターが違います。
その違いの秘密は、エンジンにありました。
ジャンゴのエンジンは?
「空冷エンジン」です。スクーターなのでエンジンは見づらいですが、車体右側のこの角度だと少し見えますね。
ジャンゴの空冷エンジンは、トトトトッという駆け足のような音と心地よい鼓動感があって、低速域が力強いところが特長です。
休日に街中をふらっと散歩したりするような、ジャンゴの楽しみ方にピッタリですね。
加速も穏やかなので、のんびりツーリングデートにも向いています。
スピードファイトのエンジンは?
「水冷2バルブエンジン」という、冷却液を使ってエンジンの熱を下げることで、安定した性能を発揮させる構造です。
右の方に「ラジエーター」という冷却液の熱を放出させる部品が付いていますね。
水冷化によって性能が安定するということは、よりパワーを発揮できるということ。
スピードファイトの元気のよいエンジンは、軽量な車体と相まって、街中をキビキビ走るようなスポーティな楽しみ方にピッタリ!
その気になれば、こんなふうにサーキット走行だってできちゃいます!
シティスターのエンジンは?
「水冷4バルブエンジン」です。スピードファイトと同じく水冷エンジンですが、バルブ数が2から4に増えたことで燃焼効率が上がり、さらにスムーズかつパワフルに回るところが特長です。
「ラジエーター」は、スピードファイトのようにエンジンに直接取り付けられていません。
走行風を受けてより効率的に冷やせるように、車体の前面、ヘッドライトの間に取り付けられています。
4バルブ化と冷却効率向上は、特に高回転でのパワーアップに貢献しています。
125ccにしては大柄な車体と、四輪のプジョーにも通じるしなやかにショックを吸収する足回りで、長距離をハイスピードで走るような環境でも抜群の安定感が楽しめます。
※「シティスター スマートモーション」は、「スピードファイト」と同型の水冷2バルブエンジンを搭載しています。
あなたはどうやって楽しみますか?
楽しみ方に合わせて、3つのエンジンを使い分ける。
コストも手間もかかりますが、これはユーザーのライフスタイルを大切にする「プジョーのこだわり」です。
ぜひご試乗の上、あなたのライフスタイルに合った一台をお選びください!
「ご試乗予約ページ」はこちらです。