プジョーモトシクルのラインナップで、最も長い歴史を持つモデルはどれだと思いますか?
ネオレトロなデザインからジャンゴのような気がしますが、正解は意外にも「スピードファイト」!もう20年以上の歴史があるモデルなのです!本日はスピードファイトの歴史をご紹介します。
初代 スピードファイト
1997年に発売された、最初のスピードファイトはこちら。
50ccと100ccがあり、いずれもパワフルな2ストロークエンジンを搭載。ペタルブレーキディスクやリザーバータンク付きのシングルショックなど、本格スポーツバイクさながらのルックスで人気を博し、スポーツスクーター市場を席巻しました。フロントのシングルアームサスペンションも斬新です。
2代目
そして、2001年に2代目スピードファイトが誕生。
メカニズム的には大きな変更はなく、各部デザインがリファインされて少し大人っぽくなった印象でした。
アダルト向けのシックなバイクになるのかな……と思いきや、
四輪のプジョー206がWRC(世界ラリー選手権)で好成績を収めたことを記念した、レプリカモデルを発売!
全身にレーシングカラーをまとったこのモデルは、モータースポーツファンに大人気となりました。
3代目
2009年には3代目が登場します。環境対応のため、4ストロークモデルが加わりますが、スポーティさという点ではさらに磨きがかかります。
デザインも大分尖りましたが、装備も過激!倒立フォークにラジアルマウントキャリパーと、まるでスーパースポーツモデルのよう!!
4代目
現行モデルとなる4代目は、2014年に発売されました。3代目のシルエットを踏襲しながらもさらに進化。特にプロジェクターヘッドライトの採用による、フロント周りの個性的なデザインが印象的です。
2015年には、スピードファイトシリーズ全体でなんと50万台の販売を達成!日本ではまだまだ見かけることの少ないスピードファイトですが、世界的にはスポーツスクーターというカテゴリーを代表する超メジャーモデルなのです!!
現在のラインナップは、TCR(ツーリングカー選手権)に出場するレースマシンである「PEUGEOT 308TCR」にインスパイアを受けたグラフィックを採用する「スピードファイト R-CUP」。
歴代のスピードファイトが持つスポーツ性やレーシングスピリットが凝縮したモデルです!
それでは、各部をじっくりご覧ください!
スピードファイト 125 R-CUP
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