「2030年代半ばにガソリン車をなくす」
先日、新聞テレビなど各メディアが報じた、日本政府の方針です。なんと、あと15年ほどで国内の新車が全てEVに(燃料電池車、ハイブリッド車を含む)なるとのこと!
10月26日の菅首相の所信表明にあった「2050年までのカーボンニュートラル」を実現すべく、いよいよ具体的な策が打ち出され始めた印象ですね。
世界の主要国でも、同様の動きが急速に進行しています。

aideaでは今年6月に、配送用 電動3輪バイク「AAカーゴ」を発売し、まずは働くバイクのEVシフトを推進してきました。マックデリバリーをはじめとした宅配サービスに、少しづつではありますが浸透し始めています。
配送用バイクといえば、Hondaさんです。
2019年の東京モーターショーでは、電動バイク「BENLY e:」に加え、電動三輪バイク「GYRO e:」も発表され、EVシフトの予感を感じさせました。


「BENLY e:」は2020年4月に発売されましたが、「GYRO e:」はモーターショーから一年たった今でも追加情報が出ず、なにかしらの難しさがあるのかな……と感じていたのですが、ついに朗報が!!
12月1日、twitterの「Honda 公式アカウント」から、突如こんな情報が発信されたのです。

電動ジャイロキャノピー!?
デリバリーバイクの中でも、屋根付きの快適さと3輪構造の安心感で大きなシェアを占めている「ジャイロキャノピー」のEV版が開発中とのこと!

先に発表された「GYRO e:」と共通パーツが多い印象なので、かなり開発は進んでいるのではないでしょうか。これはデリバリー業界にとって朗報です!
スペックは?
気になるスペックですが、
ベースマシンである「GYRO e:」の全長 × 全幅は 1,935mm x 680mm なので、現行ガソリン車のジャイロキャノピー(1,895mm x 660mm)より、一回り大きくなります。
バッテリー容量は、モバイルバッテリーパック2個なので、約2.1kWh。
一充電走行距離は、「GYRO e:」のスペックが発表されていないため不明です。参考値として、二輪である「BENLY e:」は87kmです(30km/h定地走行テスト値)。
電動バイクで地球を救う!
「GYRO CANOPY e:」は、「AAカーゴ」の強力すぎるライバルということになりますが、選択肢が増えるということはそのカテゴリーが発展するということ。
町中をたくさん走っている「働くバイク」を電動バイクに替えることは、「温室効果ガスの排出をゼロにし地球環境を守る」という目標へ向け、大きな助けになることは間違いありません。
2020年年始にaideaが掲げた決意、「電動バイクで地球を救う」が実現できるよう、みなさま応援をよろしくお願いいたします!