ラストワンマイル問題って?
最近ニュースなどで「物流のラストワンマイル問題」という言葉を聞くことが増えたかと思います。
宅配において、配送業者の拠点から私たちのもとに荷物がとどくプロセスで発生している問題です。
最近は、「なんでも手軽にネットで買える」という時代になりました。そのことからひとつひとつの荷物が小さくなってきています。そしてその数は急激に増加しています。
これを「小口化・多頻度化」と呼びますが、この現象が物流業界に深刻な問題を起こしているのです。
荷物の量に対して人手が不足しており、さらに再配達の手間により業務効率が低下。それに対して従来の配送料ではビジネスが成り立たないという状況になっているのです。
物流業界はガンバっています!
そんなラストワンマイル問題を少しでも軽減するために、物流業界各社は工夫を重ねています。
例えば、先月AAカーゴを導入いただいた国際エクスプレスの「DHLジャパン様」
これまでは主に、ハイエースのような4輪貨物バンを配送車両として使っていましたが、書類やビジネス小型小包の配送がい多い地域では荷室が余っており、ムダが生じていました。
そこに着目し、大きな荷物はハイエースで、小さな荷物はAAカーゴで運ぶというように適材適所の配送を開始。機動力が向上し、配送スピードがアップしたとのことです。
「日本郵便様」も問題解決のために模索しています。
日本郵便と言えば手紙やはがきをイメージしますが、近年急増しているのが「レターパック」や「ゆうパケット」といったポストにギリギリ入るくらいの小型の荷物。
【ゆうパケット】
これらを運ぶ車両として、四輪では大きすぎるけど、二輪では小さい、というケースがあるそうなのです。そんな隙間の需要にAAカーゴが役立ち、業務効率化のお手伝いをしているのです!
私たちにできることがありました
物流業界のピンチに対し、私たちにもできることがありました!
大手百貨店「髙島屋」のオンラインストアでは、お歳暮ギフトを通じて物流や環境に優しい「”エコ届け”キャンペーン」を実施しています。
11月30日までという少し早めの到着日を指定することで 「配送ピークの分散化」を行うとともに、ギフトへのムダな飾りつけをやめて「エコ包装を促進」する、というものです。
問題を抱える物流業界をサポートするとともに、環境にやさしい取り組みですので、今年お歳暮を贈る予定のある方は、ぜひこのキャンペーンをご利用ください。抽選でサステナブルギフト等の商品が当たったり、「送料無料クーポン」がもらえたりと、いいこともありますよ!
詳しくはこちら
https://www.takashimaya.co.jp/shopping/campaign_detail.html?campaignCd=000708&utm_source=qr&utm_medium=pr&utm_content=2021&utm_campaign=000708
おいしくはじめるサステナブル
そして、今年はちょっと変わったものを送りたいという方は、「サステナブルフード」はいかがでしょうか?
高島屋のご自宅用お歳暮カタログ「テイスティーデイズ」では、「おいしくはじめる、サステナブル」をテーマとしたお歳暮ギフトが用意されています。いつくかご紹介すると……
バンクーバー島西海岸の入り江で天然に近い環境を整え、水揚げまでを厳格に管理し、環境や生物への負荷を抑えて作られた オーガニック認証 の商品、「キングサーモン切身詰合せ(5,454円)」
いわゆるフードロスと言われる食品残渣を乳酸発酵させた飼料と茶殻をエサとした豚を使用した「緑茶豚のしゃぶしゃぶ用 (5,400円)」
豚から出た資源は発電プラントの中で分解され、肥料として近隣の水田や畑に提供しています。循環型農業 の一環であるエコ・フードなのです。
最後は、フルーティーさと酸味が特徴のエチオピア産と、重厚感のある甘みとコクを楽しめるグアテマラ産のコーヒー2種セット「フェアトレードドリップコーヒー詰合せ(3,240円)」
公正な取引により開発途上国の生産者やこどもたちの生活を支える フェアトレード認証(Fairtrade Internationalによる国際フェアトレード認証ラベル)のコーヒーです。
送り方と送るもの、どちらもサステナブルな選択にこだわりたいという方は、ぜひこちらのページをチェックしてみてください!