資源の循環型社会を実現するためのキーワード「3R」という言葉を聞いたことがありますか?
3Rとは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字を並べたものです。
「循環型社会」と聞くと難しそうに感じますが、実際に3Rは私たちの日々の生活にけっこう浸透しているのです。例えばこんな感じ。
Reduce(リデュース)=ゴミを減らす
レジ袋をもらわないことって、当たり前になりました。
Reuse(リユース)=再利用する
リターナブル容器に入った製品が、とても増えました。
Recycle(リサイクル)=再び資源にする
紙やプラスチックのリサイクルは、もう常識です。
これらは消費者視点のアクションですが、物を生産する事業者の側にも3Rに繋がるアクションは必要です。
丸太から生まれた新製品
本日のAIDEA STYLEでご紹介するのは、長野県で集成材の製造を行う齋藤木材工業株式会社による、3Rに繋がるアクションです。
これまで同社は、丸太を買い取って集成材の製造をしてきました。
しかしその際に、どうしても付加価値の高い製品にしにくい部分があったのです(下図の斜線部分)。
丸太全体の約70%にもなるこの部分は、これまでおがくず・ウッドチップ・ボイラーの燃料などにしてきましたが、いずれも付加価値が低く収益にあまり貢献してきませんでした。
そこでこの70%の部分を用いて、価値ある新商品を開発したのです。
それが、キャンプの焚火や薪ストーブに使える「信州産カラマツの薪」です。

高品質な建築用集成材の技術で培われた脱脂乾燥技術により、松特有のヤニを抑えており、含水率が低く着火が容易なため火付けの失敗が少ないのが特徴です。
また自然乾燥の薪と違い、保管しておいても虫が少ないというのもメリットです。
夏休みアウトドアの計画がある方!キャンプやバーベキューなどで試してみてはいかがでしょうか?
森の循環
この取り組みにより齋藤木材工業では、丸太の価値を最大化するとともに、「森の循環」を目指している、と言います。
木を伐り、使い、植え、育て、また使う。
森と人が長く付き合うために必要な、アクションなのです。
齋藤木材工業株式会社では、地域にある木を選んで使う、という文化を醸成したいと願うプロジェクトのもと「森の中」というWEBサイトを開設しました。
森に関する情報や取り組み等を発信することで、ジャンル問わず少しでも多くの方々に共感・行動してもらうことを目的としているそうです。
「森の循環」に興味のある方は、ぜひご覧ください!
aideaはサステナブルな取り組みを応援します!
環境にやさしい電動バイクメーカーaideaは、サステナブルな取り組みを応援しています!
このAIDEA STYLEにてこれからも紹介していきます。ぜひお楽しみに!
■電動3輪バイク「AAカーゴ」についてはこちら
★AAカーゴを検討中の方に!お得なキャンペーン実施中