みなさまこんにちは、マーケティング部の玉井です。
前回は、プジョー125スクーターの中から、一体どれを選べばいいのか悩む…!という男性に向けて、様々なポイントを比較した記事を掲載しました。まだ見ていない方はこちら。↓
外観を中心に比較したので、今回はエンジンや足回りなど、特に男性が気になるポイントも見ていきたいと思います!
第1ラウンド:エンジン
エンジン性能が気になる方が断トツかもしれませんね。実はこの3台、いずれも4ストローク単気筒ではあるのですが、エンジン形式が全て違うのです!早速比較していきますね。
スクーターなので、実際にエンジンを見ることは難しいですが、外からでも分かるマフラーで比較していきたいと思います!
ジャンゴのエンジン形式は空冷 SOHC2バルブ です。3車種の中で唯一の空冷エンジンです。
空冷独特のエンジンの鼓動が身体に伝わる感じは、心地いいなと私は思います!
もの凄く加速の速さを感じるタイプではないですが、街乗りスクーターとしては申し分ないのではないでしょうか?
スピードファイトは水冷 SOHC2バルブ です。
出足の速さは3車種の中では1番です。そして、一番クイックな走りをしてくれるのがスピードファイトなんです。自分のアクセル操作で運転している感覚をより感じたい方は特にオススメかもしれません!
シティースターのRSとブラックエディションは、水冷 SOHC4バルブ です。今回比較した3車種の中で唯一の4バルブです。
走ってみた感じも、4バルブらしく高回転域に強く力強い印象です。街乗りはもちろん、小旅行やツーリングにも最適なのではないでしょうか。
第1ラウンドの結果発表
エンジンの勝者は…ジャンゴです!
125ccモデルには、あまり速さは求めていないので、走っていて気持ちがいいエンジンが良いなと思いました。
その点ジャンゴは、単気筒らしいエンジン音が心地よくて私好みです。
ところで、マフラーをよく見ると、すべて角度が違いますよね?
ジェントルなジャンゴは水平に近く、スポーティーなスピードファイトは結構斜め上を向いています。バイクのキャラクターによって角度が異なるのは面白い発見でした!
第2ラウンド:ブレーキ
次はブレーキです!こちらもかなり気になるポイントではないでしょうか?
ジャンゴのフロントブレーキにはABSがついています。雨の日や滑りやすい路面を走る時には、やはり安心ですよね。
スピードファイトはABSではなく、SBCを採用しています。ブレーキディスクのカタチが変わっていて、スポーティですね!
シティスターには前後連動ABSが付いています。ブレーキキャリパーもNISSINという大型バイクでも定評のあるメーカーの物が付いていて、とてもゴツイ印象。
第2ラウンドの結果発表
カッコいいスピードファイトの勝利!マシンキャラクターに合った、個性的なデザインに惹かれました!!
第3ラウンド:収納(メットイン)
次は収納です!まずはメットインにジェットヘルメットをいれて比較してみましょう!
比較用ヘルメットには、ショールームで試乗の際にお貸ししているOGKのものを使用しました。
ジャンゴのメットインはジェットヘルメットとプラスでレインコートやグローブが入りそうですね!少し余裕があります。
スピードファイトのメットインは、ジェットヘルメットを入れたらほとんど余裕がありません。頑張ればグローブはぎりぎり入る感じではないでしょうか。
シティスターのメットインはジェットヘルメットに加えて、大きめのバッグも入るくらい余裕があります。ハーフタイプのヘルメットならもう1つ入りそうですね!
第3ラウンドの結果発表
メットインの収納は、シティスターの勝利です!ヘルメット以外にも、小物が入るととてもありがたいですよね。
第4ラウンド:スマホの使い勝手
次はスマホの使い勝手を比較してみましょう!
ジャンゴのグローブボックスはスマホ1台がすっぽり入るぐらいの広さがあります。またシガーソケットつきなので、USBチャージャーを取り付ければ充電をしながらでも走行可能です!
スピードファイトには、スマホホルダーを取り付けられるステーが標準装備です!(スマホホルダーはR-CUPに標準装備で、STDの場合はオプション)
また、USBのコネクターがついているため、ケーブルさえあれば充電可能です。これはポイント高いですね。
次はシティスター。私のスマホはピッタリですが、これ以上大きいサイズだと厳しいかもしれませんね。ジャンゴと同じくシガーソケットがついているので充電には困らなそう!
シティスターのグローブボックスは少し奥行きがあるので、グローブやサングラスは入れられそうです!
第4ラウンドの結果発表
便利なスピードファイトの勝利です!
私はスマホのナビがないとどこにも行けません…なので取り付けられるものが標準装備なのはとてもありがたいですし、ナビを見ながら充電できるのはかなり嬉しい!
第5ラウンド:タンデムシート
男性のみなさんの中には、彼女や奥様を後ろに乗せることを考えて、タンデムシートも重要な決定材料だ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか!さっそく比べてみます!
ジャンゴのシートはスクーターでは珍しいセパレートタイプです!広々としたシートで快適です。
また、後ろが上がっているタイプではなく、割とフラットなので、後ろの方も乗りやすいと思います。グリップもとても掴みやすいです。
スピードファイトのシートは小ぶりでシンプルですが、座り心地は悪くないんです!
ただ、タンデムグリップはウィングになりますので、若干握りにくいかもしれません。
シティスターはかなり広いシートで座り心地は快適そのもの。
タンデムグリップはしっかりしていますが、これ以上太いと女性だと力が入りにくいかもしれません。
そして目線がかなり高くなるので、なかなかライダーの頭で見えない前の景色が良く見えて、個人的には楽しいシートはシティースターです。
第5ラウンドの結果発表
タンデムシートの勝者はジャンゴです!
セパレートタイプのふっくらシートはやはりポイントが高かったです。また、フラットな車体で乗りやすいのもとてもいいです。
第6ラウンド:給油口
最終ラウンドは給油口です!さっそく比べてみましょう!
ジャンゴの給油口はグローブボックスの隣にあります。あけると給油キャップ置きがある優しさ。ただ、ちょっと給油の際に溢れやすいのはご愛敬…。
スピードファイトの給油口は、キーを差して回せば取れるタイプです。そして給油口のデザインが一番カッコいいなと思いますね!
シティスターの給油口は、キーで扉を開けて、手動で回してキャップを外すタイプです。
かなりさりげないデザインになっているので、車体のデザインを邪魔しない印象です。
第6ラウンドの結果発表
勝者はスピードファイトです!給油口とはいえ、デザイン性がいいですね。すぐに開けられる所も魅力的です。
みなさま、いかがでしたでしょうか?
3車種を前編・後編と比べてみましたが、いかがでしたか?
デザインだけの違いではなく、エンジンや性能などかなり違いがあったかと思います。
悩みが少しでも解消できたらと思いましたが、やはり最終的には実車をみて、試乗していただけたら嬉しいです!
赤坂ショールームでも見て・乗ることができますので、ぜひお越しください!