本ページは、webオートバイの記事を転載したものです。
Index
1.お得なパッケージ車「ジャンゴ スポーツツーリング」 2.気になる高速道路の巡航性能は? 3.荷物がいっぱい積める! 4.プジョーのジャンゴでキャンプ! 5.【まとめ】「ジャンゴ スポーツツーリング」のキャンプの能力 |
お得なパッケージ車「ジャンゴ スポーツツーリング」
プジョーのジャンゴ。プジョーのジャンゴ。プジョーのジャンゴ!!
音、よくないですか? なんていうか、それだけでウキウキするような。
というわけで、今回はもっとテンション上がる、プジョーのジャンゴでキャンプにGO!
プジョーのおしゃれスクータージャンゴは、さまざまなモデルが展開されています。排気量は原付一種の50cc・原付二種の125cc・軽二輪の150ccの3種。すべてボディサイズは同じ、というのが特徴です。
今回僕が乗ったのは、「ジャンゴ スポーツツーリング」の150ccモデル。高速道路も走れます。じつはこのモデル「webオートバイ特別仕様車」なんです。
リアキャリア・トップケース・ヘビーウェイトハンドルバーエンドが備わって、税込42万1,300円。125ccモデルは税込39万3,800円。
お値段はこの3点セットが備わっていない「ジャンゴ スポーツ」と同額。とってもお得なパッケージとなっています。
気になる高速道路の巡航性能は?
街中を走っていると最高速がどれくらい出るのか、全然分からなかったものの、余裕でいけますねえ。
80km/hの巡航は至極快適。90km/hも問題なし。100km/hも大丈夫。今回は120km/h区間は走らなかったので、最高速を見ることはできなかったけど、高速道路もたんたんと快適に走れます。
出力特性は見た目から受ける印象のとおりで穏やか。でも力強さもあって、上り坂でもストレスを感じることはありません。AT限定免許でも乗れる純粋なスクーターですから、スロットルを回すだけ。運転がラクチン。
車格は原付二種よりは大きく、200~250ccのビッグスクーターよりは小さい、まさに150ccといえるもの。脚に走行風がほとんど当たらないため、「風で疲れる」ってことはありません。
あと、シートがすごくいい! デザインもしゃれていますが、座り心地もいい感じ。
ポジションがゆったりしているというのも大きな魅力。フットボードが広々していて、自由度が高く、さながらフランス製のおしゃれな椅子に座りながら移動しているって感じです。
燃費は、高速道路と一般道を半々くらいで200kmほど走り約27km/Lでした(ハイオク)。荷物をたっぷり載せていながら、なかなか優秀です。
荷物がいっぱい積める!
今回、キャンプ道具はいつも使っているバッグよりもだいぶ小ぶりなもので納まりました。
だってこんなに入るんですもん!
プジョーのジャンゴでキャンプ!
真っ赤な「ジャンゴ スポーツツーリング」、ものすごく映えますねえ。おしゃれな街角に止まっていそうな雰囲気ですが、緑の景色との相性もいい! 写真を撮るのが楽しくなります。
ジャンゴが示した気温はまさかの39℃。どうりで暑いわけだ。
電源ソケットも標準装備! キャンプでは特にありがたいですね~。
食材と薪を買い出ししたら、いよいよキャンプ地へ。
何ということでしょう。15年くらい使っている年代物のテントがいつも以上に輝いて見えます。
まさか、無縁だと思っていたおしゃれキャンパーに俺はなってしまったのか?
気恥ずかしささえ感じていましたが、自分が写真に入ると、とたんに男臭くなり、これはこれでジャンゴに申し訳ない……。
むちゃくちゃ暑かったので、短パンTシャツ姿になったのですが、ライダーもちゃんとおしゃれにしないとダメですね。
夕涼み。気温もだいぶ落ち着いてきて、すっかりリラックスモード。燻製ベーコンを調理を開始。
あとは飲んで寝るだけ。星夜のジャンゴも美しい。
【まとめ】「ジャンゴ スポーツツーリング」のキャンプ能力
酷暑の中のキャンプでしたが、あらゆる場面で「ジャンゴでよかったあ」と思いました。
何よりありがたいのは、やっぱり収納力ですね。
シート下ラゲッジ+トップケースは、鬼に金棒。キャンプで面倒なのって撤収なんですよ。
片付いたものからバンバン入れていって、残ったものを最後にシートバッグに入れるだけだから、汗だくになることなく、素早く撤収完了。その分、体力や気力、時間を奪われないのでツーリングを満喫できます。
そして、積載もしやすい。今回、オーソドックスなバイク用シートバッグ(ヘンリービギンズ製・容量26L)を積んでいったのですが、労せずラクラク積載できました。
このバイクでのキャンプに慣れちゃうと、普通のミッション車でのキャンプが嫌になりそうです。
そのくらい「ジャンゴ スポーツツーリング」のキャンプ能力は高い!
走行性能など詳しいインプレは、今後webオートバイで掲載予定です。そちらもどうぞお楽しみに。
文・写真:西野鉄兵
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