走行中の冷え対策は「首」がつくところを塞ぐ
首そのものはもちろん、「手首」と「足首」からの冷気の侵入を防ぐのが冷え対策の大事なポイント。
おしゃれを意識したいならファー付き手袋がオススメ!
特に手首はハンドルを握っている時に前からの風が入りやすく、手袋をしていても冷気が入ってきやすい場所です。
そこでおすすめなのがファー付きの手袋。防寒的なベストは革+ファーですが、裏起毛で温かい素材も多いので、素材にそこまで拘る必要はありません。
手袋と袖の間を塞いでくれるしっかりとボリュームのあるファー付きの手袋がおすすめです。
実は女性には特に大事!足首の防寒対策
足首ってそんなに大事?と思う人もいるでしょう。実は足首の周辺には「三陰交」「太渓」「解渓」「申脈」という冷えとむくみに効く4つのツボが集まっています。これらを温めて冷気を防ぐことで、冬の冷え性対策になるだけでなく、スクーターで走っているときの足の冷えを効率よく防ぐんです。
また、ブーツやブーティの場合は言わずもがな対策は万全ですが、意外と冬もオフィススタイルのためにパンプスの人も多いですよね。100デニール以上のタイツを装着していても、走行時の風はとっても冷たい!
そんな足元の冷え対策にはやはりレッグウォーマーが最強です。パンツスタイルやパンプスにレッグウォーマーを併せるファッションは秋冬の定番になってきたので、手袋と一緒に1セット、レッグウォーマーは用意しておきたいですね!
カジュアルな装いになるのを避けたい人には、薄手のタイツ素材のレッグウォーマーがおすすめです。パンツの裾が膨らまずに足首からふくらはぎをあたためられるので、スクーターのメット入れに常備しておきたいアイテムです。
首の防寒は定番のストールやマフラー、装着方法に気をつけて!
コートの首元をふさいで温めるのは定番中の定番。
襟からの冷気の侵入を防ぐのはもちろん、首には大きな血管が通っているので、風にあたっていると体の温度がどんどん下がってしまうんです。なので、ストールやマフラーを装着するのは防寒対策としてはマストとも言える大切なことです。
ですが、長いマフラーは巻き方に注意!
実は過去に数件、防寒用のマフラーがバイクやスクーターの車輪に引っかかり、車軸の回転に巻き込まれた結果、ライダーが死亡してしまったという痛ましい事故があります。
ロングマフラーを装着するときはきっちりと巻いて端を服の中に入れ、ひらひらさせない。ストールを巻く時も、解けないようきっちり巻いてピンで止めるなどの対策をしてください。
安全で可愛いおすすめの巻き方は?
なんと言っても一番安全で簡単、そしてどのファッションスタイルにも合うのは「ワンループ」巻きです。
二つ折りにしたマフラーの輪に端を入れるだけという定番の巻き方ですが、解けにくく体の前にマフラーの端がくるので、後ろの車輪に巻き込まれてしまう心配がありません。
他にもいくつか巻き方がありますが、「ゆるめずしっかり巻く」「端は前に来るか織り込む」この2つを守っていれば、安全にマフラーを着けてツーリングを楽しめます。
ところで貼るカイロって走るときはどこにつければいい?
冬のマストアイテムとも言える貼るカイロ。でも下手な場所に貼ると服からちらりと覗いて恥ずかしい…そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。
ツボと内臓の位置を知ることで、目立たないミニサイズでも効率よく体を温め、寒い冬の日に走る体を冷やさないでくれるんです。
血が集まる臓器の上や太い血管の上がポイント
おすすめのポイントは3ヶ所です。
1)背中の真ん中からやや右、肝臓の裏側あたり
ここは背中全体が温まりやすいので普段から冷えからくる肩こりがひどい人にもおすすめの場所です。首や背中の筋肉をあたためてほぐし、走行中の姿勢を楽にしてくれるので、ついつい寒くて首をすくめたり身を縮めがちな季節には特におすすめです。
2)背中の下、腎臓の裏側あたり
腎臓は全身の血液が集まる場所なので、効率よく体の血液を温めることができ、指先や爪先の冷えを解消してくれます。目の疲れにも聞くので、走っている時も安心ですね!
そしてなにより腎臓をあたためるとデトックス効果が期待できるので、スクーターでの防寒対策をしながら健康にも効く女の子には嬉しいポイントです。
3)下腹のあたり
風を受けて冷えやすい場所です。
おへその下あたりに貼っておくと、走っている時に風に当たる面積が広くて冷えやすい内股や腸をあたためてくれます。
ADIVA/プジョーで女性人気No.1スクーターといえば
さて、日本ADIVAでは、ADIVA製の電動スクーターとプジョーのスクーターを取り扱っていますが、女性人気No.1はプジョー「DJANGO(ジャンゴ)」。見た目のかわいらしさから、ジャンゴに乗りたいがために免許取得に乗り出す方も多くいらっしゃいます。
ADIVA社員の初心者ライダー玉井さんも、「(見た目だけでなく)安定感がある」と高評価。
ジャンゴでしかできない全体コーデも楽しめそうで、妄想が膨らみますね。みなさんも隙のない防寒対策と共に、充実した冬のスクーターライフをぜひ!