な、なに?この巨大なライオン!?
これは、2018年10月に行われたパリ・モーターショーのプジョーブース。
ブランドの象徴である巨大なライオンが、強烈な存在感を放っていますね。
こちらは、同じショーでのプジョーモトシクルのブース。
やはりライオン推し!
プジョーといえばライオンですが、そもそもなんでライオンなんでしょうか?
ライオンには意味がある!
ライオンマークのはじまりは今からおよそ170年前、プジョーがバイクでも車でもなく、刃物製造業を営んでいたころのお話し。
自社製品である鋸(ノコギリ)に、最高品質を示すライオンマークを刻印したことから始まるそうです。その意味は、というと……
「鋸の刃の堅牢さは、ライオンの歯のごとく」 「鋸の刃のしなやかさは、ライオンの強靭な肉体のごとく」 「鋸の刃の切れ味の良さは、獲物に飛びかかるライオンのごとく」www.about.peugeot.co.jp |
この3つの価値は、刃物製品だけではなく、後に生まれるバイクにも、車にも、共通して引き継がれているんです!だから、同じライオンマークがついているんですね。
そんな、プジョーのバイクと自動車。デザイン上も共通点が隠れているんです!
意外な共通点とは……。
バイクの「シティスター」と車の「308」の例をお見せしましょう。
「シティスター」は、プジョーモトシクル 125クラスの中で、最もパワフルなエンジンと大きなボディを持つモデル。
「308」は、欧州で超激戦区であるCセグメントハッチバックカテゴリーのモデル。
ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーも受賞するなど、「上質な実用車」として非常に高い評価を得ています。
両車のコックピットをのぞいてみると……。
完全に一致!!
ハンドルへのライオンマークの取り付け方も似ていますが、よく見てください!どちらもタコメーターが通常と逆回転なんです!!
凝ってる~。
もうひとつ、フランス車といえば!
フランス車の良い点としてよく語られる、シートを見てみましょう。
こちらも一致!
赤いステッチがおしゃれなのはもちろん、ふんわりしているのにしっかりとコシがあって、長く乗っても疲れない快適シート。
フランス車の真骨頂ですね~。
まさに上質な実用車!
わたしは今、シティスターを通勤に使っているのですが、ホントに上質で快適なんです。
オーナー目線で細かい使い勝手を見ていくと、ハンドル下のユーティリティ・ハンガーが便利!
「ビジネスマンのルイ・ヴィトン」と呼ばれる?TUMIのブリーフバッグがぴったりです!!
バッグを外せば、最近のスクーターには珍しいフラットなフットボードが現れます。
休日の買い出しにもとっても便利です!!
シート下の巨大ストレージも素晴らしい!
ごっついフルフェイスヘルメットも余裕で収納。さらにバッグやレインウェアも軽々飲み込みます!
グローブボックスもうれしい装備。
12V電源が取り出せるので、iPhoneをしまいつつ充電も出来ちゃいます!!
走りはどうなの?
正直に言うと、走る、曲がる、止まる、について尖ったところは全くないです。
驚くほど速くもないし、機敏でもありません。
しかしそれは「上質」である証拠!
アクセルを開けると、穏やかに加速してると思ったらいつの間にか結構なスピードが出ているし、ブレーキを握ると、初期はやんわりだけどリニアに効力が立ち上がる、いかにもヨーロッパ車らしい効き方。
サスペンションもイニシャルは穏やかで、奥でググっと踏ん張る頼もしい動き。
どこも出しゃばっていなくて、気持ちいいのです。
オトナでないとわかりずらい良さ、と言うのが正しいでしょうか。
うーん、やはりこれは乗っていただかないとわからないかも。
赤坂ショールームに試乗車をご用意していますので、ぜひ「自動車にも通じる上質さ」を体感してください!!
以下のサイトよりご予約していただくとスムーズです。
試乗の前には、このビデオを見てイメージトレーニングしていただくと良いかもしれません。
どうぞ!