昨日6月8日(水)から横浜で開催している横浜国際消防・防災展。
今回aideaは、消防設備機器の製造を行ってきた「株式会社 横井製作所」との共同開発プロジェクトとして、AA-iとAAカーゴをベースとした「消火・救助用 小型電動モビリティ」を展示しています。
私玉井が会場に行ってきたので、一足先に展示会レポートとしてご紹介します!
まずはメイン会場パシフィコ横浜へ!
消防や防災に関わる機材や衣類などを製造・販売している企業さまが多く出展されています。
まずは、今回共同開発プロジェクトをしている「横井製作所」ブースへ行ってみましょう。
横井製作所は、1958年 消火栓メーカーとして創業し、以来64年間、消防設備機器の製造を行っています。
全部で4つのブースをだされていますが、その中で気になった2つのブースがあります。
1つ目は、ホースの展示。表は糸を編み込んで作られており、内側は合成樹脂でできている高強度ホースです。
さまざまな太さのホースがあり、各消防隊のカラーなどにも合わせられるよう、カラーラインナップも豊富でした!
そして2つ目が、救助機材のアックスとハリガンを実際に使ってドアをこじ開ける体験です。
救急に行った際、火花がでるような電動カッターの使用ができないような状況下では、このように人力でも簡単にあけることができる機材が必要になるんだとか。勉強になります!!
他にも普段見ることのできない商品がたくさん!
横井製作所のようにホースもあれば、その先のノズルもあります。火災の規模などによって水の出方が違うものを使用するとのこと。
そして、化学物質から身を守る防護服や、消防服などもありました。
また、今まで現場で地声を張り上げてコミュニケーションを取り合っていた消防士を助けるべく、無線機つきガスマスクがありました。
さまざまな企業が消火や救助活動をよりしやすくするための努力が見られて感動しました。
続いてもう1つの会場、沢渡中央公園へ!
もう1つの会場、沢渡中央公園へとやってきました。
こちらではメイン会場では見られない大きく珍しい車両を見ることができます。
そして、こちらに横井製作所とaideaとの共同プロジェクト車両を展示しています。
AA-iとAAカーゴのボックスにはメイン会場でもご紹介した救助機材アックスとハリガン、消火器、そしてパットジャッキを積んでいます。
このパットジャッキは瓦礫などの下に潜り込ませ、自転車の空気入れのような機材を使って空気を送り込むことで、この小ささでなんと4トンもの重さを持ち上げることができます。
会場に見に来ていただいたみなさんに、小型モビリティだからこそ、自動車では入れない道に入り、初期消火や救助を迅速に行える可能性があることを知っていただけたと思います!
沢渡中央公園にはこんなものも!
警察車両の1つ「高性能救助車 ウニモグ」。メルセデスベンツの「ウニモグ」をベースにした高性能救助車です。
なんと水中走行が可能な乗り物です。また、傾斜45度までの走行も可能で悪路走行が得意なんです。
そして、大きなトラックの中でVR防災体験ができます。
昨日の体験内容は「地震」でした。揺れと映像でリアルに感じることができると思います。
他にも水災害体験や地震体験ができるものがあるので、お試しください。
なかなか普段見ることができない車両に囲まれ、企業の方だけでなくお子さんでも楽しめる展示会になっているので、ぜひお近くにお越しの方は足を運んでみてくださいね。
イベント情報
名称
横浜国際消防・防災展
会期
6/8(水) 10:00~18:00
6/9(木) 10:00~16:30
場所
[メイン会場]
パシフィコ横浜 展示ホールA
[サテライト会場]
沢渡中央公園(横浜市民防災センター前)横浜市神奈川区沢渡4-1