今年も、電子機器の見本市として世界最大規模を誇るイベント「CES 2020」がアメリカのラスベガスで開催され、大いに話題を集めました。
今回は、5GやAIを活用したIoTなどが目立ったようですが、モビリティ関連のニュースも数多くありました。
モビリティの未来とは?
トヨタは…
なんとトヨタは、静岡県裾野市に先進モビリティの実証事件を行う「街」を作る、と発表!
コネクテッドシティと呼ばれるその街は、「人々が生活を送るリアルな環境のもと、自動運転、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)技術などを導入・検証できる実証都市」であるとのこと。
一極集中で実証実験を行うことで、技術や法律など様々な課題がコントロールでき、ゼロエミッションモビリティであるEVのさらなる進化が期待できます。
驚きなのが、これは遠い未来の話ではなく、2021年に着工するプロジェクトだということ。
便利で快適な未来の生活に、期待が膨らみますね!
ソニーは…
そしてソニーは、「VISION-S Prototype」を発表!「ソニーがつくるEV!?」と大きなニュースになりました。
「VISION-S Prototype」は、ソニーの技術とクリエイティビティの結晶である、未来の移動空間。
安全や快適、エンタテインメントやアダプタビリティ、それらの進化が集約され、人々の移動を豊かな時間へと進化させてくれるそうです。
「VISION-S Prototype」はネットワークにつながり、常に進化し育ち続け、ずっと乗り続けることのできる環境負荷の低い車を目指しています。
そしてバイクも!
電動バイクの出展も、もちろんあります!
スポーツバイク
まずはバイクファンの間で話題となったスポーツ電動バイク「DAMON Hypersport」
周辺360度をセンシングし、危険を感知および予測しライダーに知らせる先進の警告システム「CoPilot」を搭載しています。4Gでクラウドとも接続されており、データは日々蓄積されていきます。
また、ギミック好きのライダーにはたまらない「変形」機構を搭載!!ワンタッチで、ウインドシールド、ハンドル、シート、フットレストの位置が変わる「SHIFT」機能を有しています。
気になるスペックは、フル充電で200マイル(約320km)の走行が可能。最高出力200馬力で、0→60MPH(約96km)がなんと3秒!
価格は、量産モデルの「HYPERSPORT HS」が24,995ドル(約2,710,000円)。先行して販売される25台限定の「HYPERSPORT PREMIER」は39,950ドル(約4,340,000円)で、既に予約完売とのこと!
3輪コミューター
3輪、屋根付きEV?aidea?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、違います(笑)
電動スクーターを製造する中国の「Niu」が発表した「TQi」というモデルです。
特筆すべき点は、アダプティブクルーズコントロール、衝突被害軽減ブレーキ、自動駐車システムを装備し、レベル2の自動運転(現時点での公道走行可能な最高水準)を実現しているということ。
ABS(アンチロック・ブレーキシステム)、CBS(コンバインド・ブレーキシステム)、TCS(トラクションコントロールシステム)など走りに関する装備も抜かりありません。
また5G通信にも対応しており、コネクテッドモビリティとして、様々な拡張性を提案しています。
aideaもやります!
aideaも負けてはいられません。電動バイクの可能性を追求し、人々の豊かな生活を実現します。
まずは、まもなく発売のAA-Cargoから。ご期待ください。